真面目がうざがられることや、女子の‘グループ’に辟易した時

瀬尾まいこ『温室デイズ』角川書店

〈きっかけ〉

特に問題意識のあることについて解決策を探るために読んだわけではなく、過去に同じ作者の本を読んで好きだったから読みました。

 

〈あらあらすじ〉

学級崩壊を問題に感じた主人公みちるが、この状況を止めようとみんなに働きかける。しかしそれをきっかけに、真面目ぶりっことされていじめられていく。

 

〈得たこと〉

・閉じた社会の中にいると世界はここだけと感じて絶望してしまうが、その外側には違う世界が広がっているということ

・いわゆる不良には不良なりの考え・気持ちがあるということ。確かにトラブルがあったという噂だけで避けたくなるが、話してみると義理堅かったりすることもあるということ。